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氷彫刻について

氷彫刻とは、“一期一会の彫刻作品である”

ブロンズやFRP、木彫などその素材によりはかなく、短命なのが、氷彫刻の運命です。しかし、人の心情として、美しくも、はかないものに対する、いとおしく、また、尊いものとする感情をゆさぶるものは他に類を見ません。まさに氷彫刻の醍醐味といえるでしょう。また、短時間で仕上がることも、他に類を見ないことの一つとなります。
私自身、氷彫刻を始めて約40年経ちますが、この文化が世界中の人々に認知されることを願い信じて、国内はもとより、米国始め、多くの国々へ氷彫刻普及のために出張講習などを行って参りました。多くの人々に助けていただきながら、困難を乗り越えることができ、多くの若い氷彫刻家達の工夫と努力によって、現在の氷彫刻界の発展に至った訳で、正に数多くの愛好の士達の汗の結晶が花を咲かせ、実を結ばせたものでしょう。特に四年に一度の冬季五輪の際に開催される、世界大会へは、正に、参加し、友情を深め合いより高度な技術交流、向上へとつながることを願っています。氷彫刻を観賞する風景とは、平和で文化的で、豊かなことです。更なる発展を信じ、皆様と共に努力をして行く所存です。

創美会会長 清水三男

氷彫刻ギャラリー

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